カラースレートを塗装していますが、下地調整の時、金属たわしで研磨したのですが、後になってアスベスト被害が心配になりました。ペンキメーカーの注意書きにも何も書いてないので、大丈夫かなとも思ってますが？カラースレート葺きの屋根が１０年ほど経ちますので、塗装をしようとして、昨日、下地調整研磨とシーラーを塗りました。直後より、これってひょっとしてアスベスト被害の心配があるのではないかと、不安になってしまいました。Web記事など見ても、ペンキメーカーの注意書きを見ても下地洗浄や研磨に際しての、アスベストへの配慮記事はほとんど見当たりません。カラースレートは１、鉄骨被服や吸音に使われた石綿と比べアスベストの含有率が低いので心配ない２、セメントで固められているので、肺への影響は少ないなどの記事を見て一応ほっとしてますが、まだまだ不安です。すでに、おこなってしまってからで、遅いんですがこの質問と答えがこれから、スレート葺きの屋根を塗装しようとしているみなさんのお役に立てばと思いご質問させていただきました。

ベストアンサー

アスベストによるメーカー等の講習を受けたペンキヤです。始めに平成１８年９月１日以降労働安全衛生施行令の改正により、アスベスト全面禁止（含有量1%以下は規制外）となりました。したがって、現在生産されているの建築材にはアスベストは含まれていません。屋根材としてアスベストが含まれて生産された時期は、クボタの製品（コロニアルなど）が平成１３年、松下電工の製品（フルベストなど）が平成１５年まで生産されていました。それ以降の製品は石綿は含まれていません。また、スレートにアスベストが含まれて入る製品でも、生産年代により５％～２５％と幅があり、最後の生産あたりで５％～１５％となっています。アスベストにはクリスタルタイト・クロシドライト・アンソフィライト・アモサイト・トレモライト・アクチノライト６種類あります。その内のクロシドライト・アモサイトは１９９５年に製造を禁止なりました。国内では３種類のクリスタルタイト、アモサイト、クロシドライトを使用してきました。もっとも毒性の高いのがクロシドライトですが、スレートに使用されていたのはクリスタルタイトになります。クリスタルタイトは、他の５種類
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噴いたタイプの石綿です。このタイプはホコリの様に飛散しますから、取り除く場合や解体する場合は、キチンと作業手順を踏まなければなりません。ただ今はそのタイプの石綿を飛散防止する固める材料が、塗料メーカーなどから出ていますから、完全に固めれば危険はありません。